CDの曲
「風がくれた物語」SE00-1
1. 風と空のうた – A Song of Wind and Sky
2. 白い風 – White Wind
3. とんび – The Kite
4. 藍色の子守唄 – Persian Blue Lullaby
5. スーホの白い馬 – A White Horse in Suho
6. 最後の鷹 – The Last Eagle
7. ウジムチンの空 – The Sky of Ujumchin
1.風と空のうた – A Song of Wind and Sky (作曲:美炎)
2008年4月確か緑が濃くなってきて、そよ風や、お日 様が気持ちいい頃。家の前のベランダから、下にウワーって広がる谷地。元 は、田んぼ。いまは、すすきのはら。真ん中に小川が流れていて、小川沿いに木がはえていて、 耳をこらすと水の流れる音がする。朝早く霧が立ちこめている時は、まるで、雲海。ここは尾瀬ケ原ですか?一人そうつぶやいてしまうくら い、ここは、八街?ピーナツ畑と、春の砂嵐で有名な八 街?家の前までくるのに、途中から砂利道になるあたりで、な んか異次元の入り口に入ったような気になる。隣の広いピーナツ畑でさえ北海道?とか思ったりして、住 んでる本人がそう思ってるっていうのが、幸せだ。その日もぼーっと景色を眺めていて、木々が風に揺られ、 すすきが揺れて風が通っていったときに、むくむく曲が作 りたくなってほぼ一気に作った。
2.白い風 – White Wind (作曲:美炎)
2007年頃夜寝ていて、メロディーが浮かび同時に高校 時代のワンシーンが頭に浮かんだ。
冬の朝。外は、3メートルの積雪。
晴れていると雪に反射して、いつもよりずっとまぶしい。
講堂の高い天窓から、光が射している。
朝の朝礼でのパイプオルガンの音。雪のにおい。冷えた空 気。
その中で、賛美歌を歌う。 何の事はない、毎日の朝の風景。 懐かしいというより、自分の体の一部みたいに感じた。 あーそんなことが、うれしい自分がいるなーって。
3.とんび – The Kite (作曲:美炎)
とんびは、海辺にいて、人の油揚げをさらったりして、悪 いやつ。っていうイメージもあるけど、私はあの羽を広げ て、旋回するやつが好き。いつまで見ていてもいい。それにとんびのあの、ピーひょろひょろという声が好きで す。この曲を作った頃、諏訪湖に行った時、朝早く、湖の 周りをとんびが飛んでいた。
水面はどこまでも鏡のようで、音が、湖の水面を真っすぐ に広がっていくんだろうなーとおもって、この透明な時間 に、今演奏したい!と思ったけど、旅館だし、みんな寝て るし、間違いなく、響きそうなので我慢しました。そこにいるとんびは、まるで昔からこの地方を守ってきた ような存在に見えました。
4.藍色の子守唄 – Persian Blue Lullaby (作曲:チ・ボラク)
チ・ボラグの作品は、有名なのが、数多くあるけれどやっぱりこれを弾いてしまう。海の子守唄。私は海が好きです。泳ぐのも好き。夜の静かな海に潜ったらさぞかし気持ちいいだろう。星が満点だったりして、それが、海面にキラキラ映ってたりして。
5.スーホの白い馬 – A White Horse in Suho (作曲:チ・ボラク)
馬が走ってるリズムが、馬頭琴の曲の中にはよくある。それで、馬に上手に乗れないと、馬頭琴も上手に弾けないよ。とは、よくいわれる。でも私は馬に上手に乗れます。だから馬頭琴も上手?スーホの白い馬のお話は、子供の頃読んで、あまりにも白馬がかわいそうで、読みたくない話。という部類だったし、馬頭琴はお話の中だけで、存在してるとは思ってなかった。だから、初めて人に、馬頭琴のコンサート行かない?といわれたとき、なにそれ?お琴の何か?行かない。と言った。そして、また馬頭琴と出会う事数年経ってしまったのだけれど、初めて見たとき、馬が、あの私の大好きなおうまさんがついてる楽器なの!何でもっと早くあえなかったの!と思ってしまいました。
6.最後の鷹 – Last Eagle (作曲:美炎)
馬頭琴は弦が二本だが、その2本の弦を同時に弾くと、2本以上の音がしているようだ。1っぽんの弦が、100本ほどで束ねられているからだろう。この2本同時に音を出すときに出来る、音の幅を生かした曲が作りたかった。出来上がった曲は、インディアンがダンスをしているような雰囲気だと思った。
7.ウジムチンの空 – The Sky of Ujumchin (作曲:美炎)
内モンゴルの、シリンゴル地方にバロウジムチンという大好きな、美しい草原で有名な場所があります。毎年夏そこで馬に乗ったり、馬頭琴の練習をしたり、山に泉を探しにいったり、キノコや、花摘みにいったりして過ごします。2008年夏、馬でこのバロウジムチン草原から、北京の万里の長城まで旅をしました。900キロ。9日間で。出発の前、いろんな準備をしている中、ふと空を見上げると、夕焼けが始まる前の本のひととき空が、金色になって、そのひかりにつつまれていると、アーすべてはこれでいいんんだなーという安心感に包まれ、幸せな気持ちになりました。そしてすぐに出てきたメロディーです。馬に乗っている間何度もこのメロディーが頭の中に流れて、その度にリラックスした気分になりました。